今回は、「自分を育てる方法」(中竹竜二 著)を紹介します。
この本を一言でいうと、「自分なりの成長でいいんだ」と気づかせてくれる本です。
この本を読んでもらいたい人
この本は、
・自分のキャリア設計に悩んでいる
・なぜか自信がない
・人の上に立つのが不安
・どこでも通用する力を磨きたいけど、何から始めていいかわからない
・「あなたの強みは何ですか?」と聞かれても答えられない
と、悩んでいる人に読んでもらいたい一冊です。
本の概要
この本の前半では、セルフリードを身につける方法を紹介しています。
セルフリードとは、
①自分を知る力
②自分を導く力
③自分を支える力
を使って、自分を望む未来へ成長させるスキルです。
セルフリードを身につけることで、周りがどんなに変化しようとも、自分のペースで成長していく力が身につきます。
さらに本書の後半では、これまでの会社にまつわる常識をアップデートして、これからの働き方やキャリア設計をどう進めればいいかのヒントが散りばめられています。
「自分を育てる方法」(中竹竜二 著)の良かった点3つ
この本の良かった点を3つ挙げると、
①セルフリードが身につく
②今の自分を認められるようになる
③周りに流されず自分のペースで歩く力が身につく
それぞれ説明します。
①セルフリードが身につく
セルフリード(自分を知る、自分を導く、自分を支える)を身につけるための「問い」がいくつも用意されています。
この問いに答えることで、自然とセルフリードができるようになります。
たとえば、
・自分は何が好きか?
・自分はどうなりたいか?
・3ヶ月前の自分と比べてどう変わったか?
などの問いが用意されています。
この問いに答えていくことで、セルフリードを身につけることができるようになっています。
②今の自分を認められるようになる
本書では、振り返りをすることで自分を認めるやり方が紹介されています。
過去の自分と比較することで、自分自身の行動や成果を承認できるようになります。
大切なのは、成果物がなくてもその過程を認めること。
小さな進歩を認めることです。
③周りに流されず自分のペースで成長する力が身につく
セルフリードの中でも、自分を導く力がつくことで周りに流されず自分の望むように進んでいける力が身につきます。
「自分はどうなりたいのか?」この問いを考え自分なりのゴールを見つけることで、周りに流されない自分軸ができあがります。
まとめ
「今の自分ではダメだ!もっと成長しなければ成功できない!」と焦らず、自分のペースで成長したい方にオススメの一冊です。